仕入先との窓口と決定権
候補者は輸送業者・通関業者・倉庫事業者との実務窓口を担いますが、仕入先の選定や契約に関する最終決定権は貴社に残ります。
サプライチェーン・ロジスティクスマネージャーを採用する際に、特に確認しておきたいポイントをまとめました。
候補者は輸送業者・通関業者・倉庫事業者との実務窓口を担いますが、仕入先の選定や契約に関する最終決定権は貴社に残ります。
在庫の把握や配送スケジュールの調整、状況報告は貴社が定めるプロセスに沿って行われ、貴社が指定する担当者に報告します。
候補者は通関業者や輸送業者と連携しますが、関税分類や輸出入判断、インコタームズの決定は貴社およびその専門家の責任範囲にとどまります。
倉庫や仕入先、客先拠点への出張、および各拠点での安全手順や保護具の運用は、貴社が定める訪問先のルールに従います。
ドイツでサプライチェーン・ロジスティクスマネージャーを採用する際の、PIOとお客様の役割分担をご覧ください。
貴社がすでに候補者を選定していることを前提に、PIOは確定した雇用に関する調整のみを行い、採用や選考は行いません。候補者の就業先が、貴社の顧客が所有・運営する倉庫や配送センターなどである場合、就業開始前に、自社拠点を管理する貴社の顧客と貴社が、施設への立ち入り、安全管理、報告体制、そして日々の業務指示を誰が行うかについて直接取り決めます。PIOはそのうえで、職務内容、選定済みの候補者、ドイツ国内の実際の勤務先、勤務形態、報告・指揮系統、想定される就業期間、報酬条件を貴社とともに確認します。内容が確定して初めて、PIOは合意された雇用契約、給与計算、適用される法定控除・社会保険、休暇、契約終了時の手続きの調整を行います。フォワーダーや運送業者、倉庫事業者、サプライヤー、通関業者との関係、通関や輸出入に関するすべての判断、インコタームズの選択、在庫や配送の結果、製品に関する義務、そして現場における業務の成果は、引き続き貴社が担います。
ドイツで人材を雇用する際に、一般的に押さえておきたい基本条件です。
最低賃金・労働時間・休暇
2026年1月1日から最低賃金は時給13.90ユーロ(総支給)、2027年1月1日からは14.60ユーロに引き上げられます。業種別協約でさらに高い賃金が定められる場合もあります。所定労働時間は原則1日8時間で、法定の平均化要件を満たす場合に限り最大10時間まで延長可能です。週5日勤務の場合、最低年次有給休暇は20日です。
雇用条件の明示・給与支払日
基本的な雇用条件は文書化して提供され、給与の支払期日も雇用条件の中で定められます。最低賃金の支払期限から一般化されるものではありません。
解雇予告期間・試用期間
基本の解雇予告期間は「4週間前」で、月の15日または月末を区切りとします。雇用主側の予告期間は勤続年数に応じて長くなります。合意のうえで設定する試用期間は最長6ヶ月で、その間は2週間の予告期間となる場合があります。解雇の通知は書面で行う必要があります。
就労場所・指揮系統・就労資格
勤務地、日常業務の指揮系統、雇用期間、そして現時点でのドイツでの就労資格をあらかじめ確認します。ドイツ国内でのEOR活用は、駐在員としての赴任や中国からの一時的な出向とは異なる仕組みです。
上記はあくまで一般的な参考情報であり、個別の状況に対する法的助言ではありません。
この内容は以下の公的情報を参考にしています。
ご利用の流れは以下の3ステップです。
採用したい役割、勤務形態、レポートライン、稼働開始希望日をご共有ください。
内容を確認のうえ、その採用にPIOが対応できるかご案内します。
対応可能と確認後、雇用条件、給与計算、社会保険料などの法定控除、休暇管理、契約終了までの手続きをPIOが調整します。日々の業務指示や成果管理はお客様が担当します。
貴社の顧客が運営する倉庫や拠点も、勤務先として調整の対象になります。就業開始前に、施設への立ち入り、安全管理、報告体制、そして日々の業務指示を誰が行うかについて、貴社と貴社の顧客が直接取り決めます。PIOはそのうえで、職務内容、選定済みの候補者、ドイツ国内の実際の勤務先、勤務形態、報告・指揮系統、想定される就業期間、報酬条件を確認し、内容が確定してから雇用契約や給与計算などの調整を開始します。
正式な職務内容、選定済みの候補者、ドイツ国内の勤務都市・拠点、報告先、想定される期間です。PIOはこれらの情報を貴社とともに確認したうえで、雇用代行(EOR)の調整を進めます。